前立腺肥大 逆行性射精 ユリーフ錠

MENU

前立腺肥大を治したいだけなのに…

 

逆行性射精

 

前立腺肥大に伴う症状、例えばオシッコが出にくいなどの症状がひどくなってきた場合、これは手術して前立腺を摘出することになってしまいます。

 

もちろんその手術自体、イヤなものなのですが…もっとイヤなのは、手術後の後遺症が残ること。

 

代表的な後遺症として、「逆行性射精」というものがあります。

 

 

何か、聞いただけでイヤなんですけど…本来は尿道から外に放出されるべき精液が、逆行してしまうんです。

 

どこに逆行してしまうかというと、膀胱内です。膀胱に精液が溜まってしまうことになるんですね。

 

 

そもそも、オシッコをするときは精液は出てきませんし、射精をするときはオシッコは出てきません。

 

それは、前立腺にある「尿道括約筋」がうまいこと自分で調節してくれているからなんですね。

 

 

 

 

しかし、前立腺肥大の手術によって前立腺を摘出してしまうと、この尿道括約筋が射精のときにうまく働かなくなってしまいます。

 

その結果、射精の時に排出されるべき精液が排出されず、膀胱のほうに逆行してしまうのです。

 

そして膀胱内に溜まった精液は、オシッコにいったときに一緒に出ることになるんですね。

 

 

うーん、ということは、子供を作るのは難しくなる、ということです…

 

もちろん、精子を生産する能力はまだあるので、人工授精という方法もないことはありませんが。

 

 

スポンサーリンク

 

 

ユリーフの副作用も逆行性射精?

 

 

 

ところでこの逆行性射精ですが、手術をしなくてもユリーフを飲んでいたら、副作用として生じることがあります。

 

ユリーフ(シロドシン)とは、前立腺肥大による尿の出にくさを改善する薬。

 

前立腺肥大自体を治す薬ではなく、あくまで尿を出やすくする薬です。

 

 

オシッコが出にくいというのは、なかなか辛い症状ですので、その状態を解消してくれるなら、まことにありがたい薬ですよね。

 

でも残念なことに、ユリーフ(シロドシン)には副作用があります…その副作用とは、逆行性射精が起きてしまうこと。

 

このユリーフは、交感神経を抑制して前立腺や尿道平滑筋を緩めることによって、尿を出やすくする薬なのですが…緩んでしまうがゆえに、射精時にも緩んでしまい、うまく射精できずに精液が逆行してしまうようです。

 

この副作用は、ユリーフを服用している人の5人に1人ぐらいの割合で出現するそうですから、結構高い割合なんですね。

 

ただ、この場合、ユリーフの服用を中止すれば、いずれは元に戻りますので、そこまで心配する必要はないでしょう。

 

 

前立腺肥大の手術にしても、ユリーフの服用にしても、逆行性射精を引き起こす可能性があることは、気をつけておいた方がいいでしょうね。

 

 

関連記事:泌尿器科の先生に、匿名で相談する方法

 

 

ユリーフ錠は排尿障害を改善する薬です。交感神経を抑制しますが、特に前立腺や尿道に選択的に働く、α遮断薬(αブロッカー)です。
選択的に働く点がポイントで、そのため自律神経全般に影響することはありません。

 

ユリーフ錠は、2mlと4mlの2種類が存在します。多く飲めば飲むほど効果が高い、というわけではありませんので、医師の指示の下、適切な量を服用して下さい。

 

ユリーフは先発品であり、この薬のジェネリックも存在します。それはシロファスト。
ちなみにウロレックというものもありますが、これはユリーフを開発したキッセイ薬品工業が、ヨーロッパの企業とライセンス契約を結び、販売されている名称です。